COD調べてみた

※「excelmaxima 演習」p10 の、1.5 CODのグラフ という章で、100℃の0.025N KMn O4 溶液で滴定したグラフが掲載されていましたから、河川や湖沼の汚染を調べる方法が気になりました。

 

以下引用( •̀ .̫ •́ )✧︎

>河川ではBOD,湖沼ではCODを測定することが一般的で、その理由として
>「河川は流下時間が短く、その間に川の水中の酸素を消費するような生物によって酸化されやすい有機物を問題にすれば良いのに対し、湖沼は滞留時間が長いため有機物の全量を問題にしなければならない」
>とあります。
>初心者のためあまり頭にすっと入ってこないのですが、
>河川において酸化されずらい有機物は、海に流れていってしまうので、汚れとはみなさないということですか?それとも自浄作用で酸化されずらい有機物もきれいになるからですか?
>湖沼の、全量を問題にするというのはなんとなくわかるのですが・・・
>

 

回答
>

BODは生物化学的酸素要求量 で CODは化学的酸素要求量のことです。 

CODは測定場所が湖沼・海域などの「水の流れがほとんどないところ」(=「停滞性水域」といいます)で測定されます。人間の生活において発生する様々な化学物質(洗剤中の窒素・りん、肥料にも入ってます)がそこに残ってしまい、太陽光線を浴びたり(「光合成」といいます)、温度の影響などで汚くなってしまいます。(「富栄養化」といいます)ですからそういう影響の原因になる化学物質を酸化分解するのに酸素はどれだけ必要になるのかを測定するのがCODです。
BODは河川で測定されます。湖沼・海域とは違い、停滞性ではないので化学物質による汚染はありませんが、それ以外の微生物による汚れが気になるところです。微生物が多ければ多いほど、酸素を要求する量が高くなりますのでBODは高くなります。
以上がBODとCODの違いです。

 

以上引用終わり(。ŏ_ŏ)

 

本には

COD = (a-b)F(1000/V)(0.2)  [mg/L]

  a = 滴定に要したK MnO4 

  b = 空試験に要したK MnO4 

  F = 0.025N のK MnO4のファクター

  V = 検水量

0.025NのK MnO4の1mLは、酸素0.2mgに対応する。

らしい…

Σ(。Д。lll エエッ!?

 

空試験 = ブランクテスト

 

また別の本「毒物雑学事典 ブルーバックス」の、p174にも、総量規制と言う見出しでCODのことが少し載っていて参考になります。よかったら見てみてください。

 

また調べて書きます。