いろいろな数について

もう今から5000年も前にピラミッドが作られています。それでわかっている事は、底辺と高さがわかっているときにピラミッドの角度を求める問題が既に出題されているといいます。世界最古の数学書は“リンドパピルス“と言いますが、それも、書かれたさらに数千年も前の問題に対する問題集の答えと言う意味合いがある文書です。

今なら、底辺と高さがわかっているときにその角度を求めるのは、それこそ関数電卓いっぱつでもとまるのです。

古代エジプトでアークタンジェントが使いこなせていた事は驚嘆に値します。

 

さて、以下からはいろいろな数についての本題に入ります。

 

今日は11月2日なので、112についてトリビアめいたものを書きます。

112と言う数字は、正方形を大きさのすべて異なる正方形に分割する時(square in square )、21個の異なる正方形が最初の限界です。その時に下の正方形の一片の長さは112となります。

これは、マーチンガードナーの古い古典である「新しい数学ゲームパズル」(洋書名: mathematical puzzle & games) の中で、この正方形を正方形で敷き詰める問題が実は電気回路の問題と密接に関係していることが述べられていて実際その解の発見もその手法を利用して導き出されたと言うことが書かれてあります。それを参考文献としてあげておきます(絶版)

次の112の特徴としては、イギリスの重量の単位で「ハンドレッドウェイト」と言うと、112ポンドと言う意味になります。

ちなみに引数分解すると、112 = 2^4 × 7 です。

 

今調べられて思いつくのはそれくらいの特徴ですかね。あまり特徴のない数といえます。